大谷翔平が既にベーブルース以上の実力なのか。そんな話題がアメリカでもよく巻き起こるため、大谷翔平とベーブルースの成績などを比較してみました。
大谷翔平は、二刀流でメジャーに挑戦し、素晴らしい結果を残せているといって良いでしょう。
野手としては46本のホームラン。打点100という成績の活躍を見せています。この成績を投手として、9勝をあげているところが大谷翔平の凄さでしょう。
過去に日本人選手がメジャーの舞台でホームラン王争いを繰り広げたことはありませんでした。松井秀喜氏が持つ日本人記録のシーズン31本塁打を大谷翔平はオールスター前には超えてしまいました。
大谷翔平は、これからも歴代のスター選手と比較され続けるでしょう。中でも二刀流で活躍した野球の神様ベーブルースとの比較は避けては通れない宿命です。
目次
野球の神様ベーブルース
ベーブルースと大谷翔平は時代が100年近く違うので、単純な数字だけでは図れませんが一つの参考程度にご覧ください。
ベーブルースは投手成績は通算94勝、投手としての活躍はレッドソックス時代が多く、最多勝利は1917年の24勝です。
このシーズンは、打者としては52試合に出場し123打数で40安打、打率.325ホームランは2本でした。
翌年は投手として13勝、打者として11本のホームランを記録しました。メジャーリーグで二桁勝利と二桁ホームランを同一シーズンに記録したのは、ベーブルースのみです。
2021年シーズンの大谷翔平は、ホームラン46本で二桁に近づく9勝という成績を残しました。打撃の援護があれば、10勝は勝てていた。そんな内容のピッチングでした。
シーズン後半戦に、投手としての活躍が増えた分、打者としてのタイトルをとれなかったという結果に終わったともいえます。
大谷翔平は、過去にも怪我でシーズンをフルに戦うことができないことが多かったため、これからのコンデジション次第では2022年シーズン以降も二桁勝利とホームランは期待できるでしょう。
ベーブルースの成績は投手よりも打者の方がすごく、通算ホームラン714本、打率.342(2503試合出場)2213打点と驚異的な成績を残しています。
大谷翔平は、現在ホームラン数は日米通算で129本です。大谷がこの成績と並ぶためには毎年50本前後のホームランを10〜15年かけて打つことになります。
今シーズンの活躍を見ればそれも期待できますが並大抵のことではありません。
この数字に近づけばいずれは王貞治氏が持つホームランの世界記録である868本も視野に入ることになるかもしれませんね。
投手では抜くことが可能
投手成績ではベーブ・ルースが94勝なので現在通算50勝を記録している大谷翔平が勝数で超えるのは時間の問題と言えるでしょう。
大谷翔平が総合的にベーブルースを超えたと言われるためには、同一シーズンでの二桁勝利とホームランを何回達成できるかではないでしょうか。
ベーブルースは一回しか達成しておらず、ベーブルースの成績は打者としての凄さに傾いています。
大谷翔平がホームラン王などの打者タイトルを獲得し、投手成績でもシーズン二桁勝利を何度か達成できればインパクトは大谷翔平が上回ることになりそうです。
大谷翔平は、これらの個人記録よりもチームへの貢献を優先するでしょうし意識はしていないと思います。
二刀流でのオールスター出場やシーズン記録など大谷翔平には、ベールルースの偉大な功績や記録が付き纏うことになりそうです。
大谷翔平の野球に取り組む姿勢や日本での知名度では、すでに野球の神様と言われてもおかしくない功績を残していると言えるでしょう。
アメリカでも、度々ベーブルースと大谷翔平の比較をするような記事は出ています。あとはベースボール発祥の国であるアメリカの野球の神様にどこまで近づくことができるか。
大谷翔平がベーブルースを追い越す日がくるのか。大谷翔平には、まだまだたくさんの可能性があるので、日本人としてはベーブルース超えを期待します。
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