大谷翔平の契約はどのようになっているの?

大谷翔平はプロ入り三年目のオフに推定年俸2億円で北海道日本ハムファイターズと契約をしました。20歳を過ぎたばかりの若者がいきなり2億円の年俸を手にするという活躍を見せました。

もちろん大谷翔平の契約と言えば2億円という部分に注目が集まります。

 

莫大な大金を手にした大谷翔平ですが、プライベートは非常に庶民的で月の小遣いは1万円程でも全く困ることなく生活ができるそうです。

恐らくは好物の甘いものを買ったり、チームメイトと食事に行くといったことがほとんどだと思います。あまり豪遊するタイプでもないようなので大金を手にしても生活は変わらないようです。

 

しかし、今回注目したいのは大谷翔平の契約の金額と言う部分ではなくメジャーリーグへの移籍等についてどのように記載されているのか?と言った部分です。

メジャー移籍の契約

高校生の時にメジャーリーグへの挑戦を表明し、ドラフト指名後も拒否を仄めかしていました。

しかし、北海道日本ハムファイターズの誠意ある交渉で大谷翔平は入団を決意した。というのが、入団までの背景になっています。

 

確かに誠意ある交渉が実を結んだと言うことは間違いありませんが、何か契約の条項があるのではないか?とも感じさせる一幕でもありました。

個人と球団との契約なので一般の我々に詳細な契約内容が閲覧できるということはありませんが、世間で囁かれているのはメジャーリーグへの挑戦が前提の契約なのでは?ということです。

 

かつてポスティングシステムを利用してメジャーリーグへ移籍した選手は多数いました。その中でも北海道日本ハムファイターズは直近でもダルビッシュ有のポスティングを容認した実績があります。

日本ハムはメジャー移籍に寛容

メジャーリーグへの移籍については比較的寛容な球団であると言えます。具体的な契約内容はどうなっているのでしょうか?

間違いなく特定条件を達成することや、期限を区切りいつまでにメジャーへの移籍を容認するなどの条項があると思います。

 

噂として囁かれている中で最も多いのが5年目のオフにポスティングシステムを利用してのメジャーリーグへの移籍を容認すると言う契約です。

直近のポスティングシステムを利用してメジャーリーグへ移籍した投手たちは、たまたまかもしれませんが7年目のオフにポスティングシステムを利用してメジャーリーグへ移籍しています。

 

田中将大投手についてはチームを日本一に導く活躍を見せるだけでなく不滅の24連勝という記録を達成し、まさに日本プロ野球界でやり残したことはないというような状態での移籍でした。

一方ダルビッシュ有も複数回のリーグ優勝に貢献し、チームを日本一に導いた経験もあります。2010年のオフに肉体改造を行い2011年には圧倒的なパワーで打者を捻じ伏せました。

 

最終的には「勝負がしたい」という想いからメジャーリーグへの移籍を決断しました。

タイミングは同じですが、投手として円熟味が増して力を最大限に発揮できるタイミングと考えての移籍だったことが予想されます。

大谷移籍の条件は優勝?

もう一点「特定の条件を達成する」と言うことがあればメジャーリーグへの移籍を容認するという条項が含まれている可能性があります。それはチームをリーグ優勝に導くと言う条件です。

2016年北海道日本ハムファイターズはソフトバンクとのし烈な首位争いを繰り広げています。

 

その中で大谷翔平は投手としては登板できない期間があったので登板こそ一時期ありませんでしたが、その間打者としての出場が激増しました。

大谷翔平と言う打者が出場すればチームはそれだけ勝つ確率が非常に高くなります。

 

もちろんチームとして勝つための選択肢ではあるのですが、大谷翔平が志願して出場機会を激増させた可能性もあります。それはチームをリーグ優勝に導くためです。

大谷翔平の詳しい契約内容は謎に包まれています。しかし、もしかすると「リーグ優勝できればポスティング」という条項が含まれている可能性も十分に考えられます。

 

パ・リーグの覇者はまだ決まっていませんが、もし北海道日本ハムファイターズが覇者となった場合大谷翔平がメジャーリーグへの移籍を決断するかもしれません。

チームの動向、大谷翔平の動向それぞれに注目したいと思います。