プロ野球選手は常に大観衆の前でプレーをすることが必要になります。チームの勝敗にファンは毎日のように一喜一憂します。
ファインプレーやナイスピッチングには割れんばかりの大歓声を送ります。エラーをした時や打たれてしまったときは悲鳴のような声が球場に響き渡ります。
自分の一挙一動をファンは一心に見守っています。そして、チームの勝敗だけでなくファンからの期待を背負ってプレーする選手にかかるプレッシャーは相当のものです。
大谷翔平はどんな場面でもプレッシャーに負けることなく、チームやファンの期待以上のパフォーマンスを発揮し続けています。強靭なメンタルも大谷翔平の魅力の一つですね。
目次
大谷翔平の性格とは?
強靭なメンタルを持つ大谷翔平はどんなタイプなのでしょうか?どんな性格なのでしょうか?まず、大谷翔平の特徴としては、負けず嫌いな性格であるということが言えます。
感情を顕にするタイプの負けず嫌いではありませんが、静かに闘志を燃やしてそれをバネにするタイプのようです。大谷翔平は高校時代に160km/hを計測するという目標を立てていました。
その目標に対して「無理」という声が上がると逆に燃えて「絶対に達成してみせる」と燃えるタイプの性格だそうです。プロ入り後も「二刀流なんて無理だ」という意見が上がることもありました。
しかし、そういった周囲の意見に対しても闘志を燃やしていたのだそうです。
ネガティブな意見に振り回されることなく、無理と言われたり否定的な意見に対して落ち込むことなく闘志を燃やすことができるの性格は間違いなく野球選手向きです。
勝ちたいという気持ちが誰よりも強い
そして、負けず嫌いな性格に直結しているかもしれませんが以前、大谷翔平について栗山監督が話していたことがありました。
大谷翔平は感情こそ顕にしませんが、「絶対に勝ちたい」という強い想いを持ってグラウンドに立っているタイプだそうです。
試合中に栗山監督から交代を命じられてもマウンドをなかなか降りなかったり、「もう1イニング行かせてください!」と直訴するなど、とにかく勝つために闘志を燃やすことができる選手なのです。
今では意外ですが、勝ちにこだわるあまり、変化球を多く投げてなんとか勝ってやろうとしていたこともあったそうです。
これについては栗山監督が大谷翔平の勝利に対する意識を持ちすぎたためだと語っていました。プロ野球の世界は、勝負の世界です。
「絶対に勝つ」という強い気持ちを闘志に変えて、高いパフォーマンスを発揮できるというのもプロ野球の世界で勝ち残っていくために必要な性格だと言えます。
大谷翔平の性格が二刀流をやってのける
野球選手でよく言われるのが、プレッシャーに弱いのでランナーを背負った場面やリードした場面で結果を残すことができない投手。
チャンスで力んでしまう打者や大差がついた場面でしか打てない選手などです。
プレッシャーのかかる場面では性格やメンタル面によって、万全のパフォーマンスを発揮できない選手は多々います。所謂ブルペンエースと呼ばれるような投手です。
もしくは、シーズン中にペナントレースの結果がほぼ決まりかけた後に活躍をする、帳尻合わせをすると言われるような選手です。
大谷翔平は反対にピンチの場面やチャンスの場面で闘志を燃やしプレッシャーを跳ね除けることができる性格を持っています。
身体能力だけが大谷翔平の抜群の飛距離と、日本最速を誇るストレートを支えている訳ではないのです。常に万全のパフォーマンスを発揮できるための精神力が大谷翔平の活躍を支えているのです。
愛嬌のあるルックスでも度々話題になる大谷翔平ですが、その愛嬌のあるルックスと裏腹に心の中では闘志を燃やし、勝つために燃やす勝利への執念は凄まじいものがあるようです。
負けず嫌いで素直に勝つことにこだわることができる大谷翔平の性格は間違いなく野球選手向きの性格だと思います。
そんな大谷翔平の性格があるからこそ前人未到の二刀流を簡単そうにやってのけるのではないでしょうか。
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