大谷翔平と言えば、まずは球速が速いということや、二刀流に挑戦している選手ということがまず最初にイメージをされると思います。
しかし、大谷翔平の柔軟な身体の使い方やしなやかな走塁、193cmの身体を無駄なく使いプレーする運動神経の高さも実はプロ野球の関係者から非常に高い評価を得ているのです。
中学時代に肩甲骨のトレーニングをすることで柔軟な肩関節を手に入れたことは有名ですが、運動神経そのものはどうだったのでしょうか?
小学生の頃は、元バトミントンの国体選手であった母とバトミントンをしていたというエピソードや野球を同級生とではなく、兄の同級生と野球をしていたといったようなエピソードはあります。
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野球でずば抜けた運動神経
他には水泳をしていたくらいで運動神経が抜群だったエピソードも野球に関するものが多いです。中学時代から運動神経抜群だったのでしょうか?
小学校の頃から野球一筋だったようですが、運動神経の高さは中学時代から健在だったようです。
まず、中学校に入学する時点で大谷翔平は投手として120km/hを計測する程の能力の持ち主だったようです。
大谷翔平はリトルリーグで活躍をしていましたが、そのリトルリーグの投手の平均球速が大体90km/hなのです。なので、当時から運動神経がずば抜けていたことがこれだけでもわかります。
中学時代に120km/hを計測する投手があまり多くない中、すでに大谷翔平は他の投手よりもずば抜けて速いストレートを投げていたのです。
さらに打撃でも大谷翔平の運動神経の高さを物語るエピソードがあります。まず、大谷翔平は小学生ながらにリトルリーグ用のグラウンドでホームランを連発していました。
リトルリーグ用のグラウンドであればフェンスが70mの距離に設定されています。70mと言えば、大体プロ野球の外野の定位置か、その少し後ろくらいまで飛ばしていたのです。
飛距離だけであれば、力任せに振って運良く芯に当たれば不可能ではないかもしれませんが、当時の大谷翔平を見ていた指導者の方が大谷翔平の美しいスイングに言及していました。
リトルリーグでよく見られるのが、強引に芯でとらえるために「ドアスイング」と呼ばれるような、ボールをミートするまでにバットが遠回りして出てくるスイングです。
中学時代に引き付けてホームラン
そんな中、大谷翔平はインサイドアウトのミートポイントまで最短距離でバットが出てくるような非常に美しいスイングをしていたそうです。
野球少年は口酸っぱくインサイドアウトのスイングを指導者から叩き込まれますが、実際に実現するには筋力だけでなく、身体をイメージ通り動かす能力が必要になります。
筋力に関しては不明ですが、少なくとも大谷翔平はリトルリーグや中学時代の段階で身体をイメージ通りに動かす能力、つまり運動神経が非常に高かったのです。
一般的なイメージでは、飛距離を伸ばすには筋肉を付けてフルスイングすることで伸びるというようなイメージが強いです。
しかし、大谷翔平は力いっぱいフルスイングするのではなく、引き付けてたスイングで中学時代も飛距離を出していたそうです。
バットの乗せて飛距離を出すと言えば小久保裕紀選手の美しい放物線がイメージされますが、中学時代には全盛期の小久保裕紀選手を彷彿させるような放物線を描いていたのです。
野球というスポーツは打つ、走る、投げる、守る、と様々なプレーがあるスポーツなので、全てをこなすには高い運動神経が要求されます。
中学時代や幼少期のエピソードを見ても、大谷翔平の運動神経の高さが良く分かります。
プロ野球関係者を唸らせるほどの運動神経の高さですが、身体能力が非常に高いだけでなく、運動神経が非常に高く、イメージ通りに身体を動かせることが大谷翔平の武器だと言えます。
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