大谷翔平が挑戦し続けている二刀流ですが、当初は反対意見が圧倒的に多かったのです。投手に専念すべきだといった意見や、打者に専念すべきだといった意見が大多数でした。
二刀流への挑戦を肯定する関係者もいましたが、二刀流は無理だという意見が大多数を占めていました。実際に過去に何人か挑戦した選手はいましたが誰も実現することはできませんでした。
そういった背景もあり、プロ野球の世界で二刀流をするのは無理だという意見ばかりでした。しかし、大谷翔平が二刀流で結果を残し続けた今は「無理」という声は減少しました。
二刀流で活躍をした選手が歴史上いなかったので「無理」と断言してしまうのも無理はありませんが、男らしく結果で世間を認めさた大谷翔平は規格外の怪物だと言えます。
目次
野村克也の意見も変わる
挑戦当初から一貫して二刀流に反対していた野村克也さんに「大谷よ、球界の常識をぶち破れ」と言わせてしまうほどの活躍を見せています。
二刀流に挑戦した当初はどちらかと言えば投手に専念するべきだと意見が多かったです。160km/hを計測する高校生は今までいませんでした。
さらに言えば160km/hを計測するNPBの選手も数える程しかいませんでしたので当然の意見と言えます。しかし、ここに来て噴出している意見が野手大谷を推薦する声なのです。
2015年は打者としての大谷翔平はあまり結果を残すことはできませんでしたが、2016年の打者としての覚醒を受けて大谷翔平野手専念派の意見が取り沙汰されるようになりました。
実際に春のアリゾナキャンプでも驚異的な飛距離で、逆方向にアーチを連発し、そのパワーにメジャーの関係者も舌を巻くほどでした。
その春のキャンプで見せたパワーアップの通り今シーズンの大谷翔平はアーチを量産しています。
逆方向のホームランが多い柳田を彷彿させるほどに逆方向にホームランを量産しているほどです。そんな大谷翔平の打者としての評価は上がり続けています。
メジャーのスカウトが「彼は打者としてもオールスター級の選手になれる」と発言していました。
メジャーでも打者での評価がうなぎ登り
投手としての評価は以前から高かったですが、メジャーリーグの関係者からも打者としての評価が上がり続けているのです。
一時期はプロ野球の世界で二刀流は無理という意見が大半を占めていました。しかし、二刀流でどこまで行けるのか見たいという評価が増えてきています。
そして、メジャーリーグ関係者の間では以前まで二刀流としての獲得を検討する声はありませんでした。
ただ、名前こそ上がりませんでしたが、「野手としても評価している」という声も上がり、「投手としてだけでなく二刀流も検討したい」というような声が上がっています。
二刀流は無理と言う声は年々減少してきています。
当初はどちらかに専念しないと結果を残すことができないという意見ばかりでしたが、今は投手と野手どちらの大谷翔平に魅力を感じるかという部分に論点がシフトしてきています。
誰の定規にも二刀流というものはありませんでしたので、無理と言う意見が大半でしたが今はどちらの方が大谷翔平がより活躍できるのか?という部分に注目が集まっています。
結果で世間の評価を変えた
結果が世間の声を変えると言うことを証明して見せているのです。体力的な部分での不安、投手と野手のどちらかが疎かになってしまうのでは?という不安の全てを大谷翔平は跳ね除けました。
これからも大きな成長を遂げることが予想される大谷翔平ですが、「現時点で」という注釈を付ければ投手としての大谷翔平がメジャーリーグから視線を集めています。
しかしながら、このままの活躍を続けていけば野手としての渡米、もしくは二刀流としての渡米が実現するかも知れません。その可能性は決して低いわけではなくなってきています。
二刀流は不可能ではないと証明しました。投手としても野手としても一級品の高校生がどちらかに専念する姿は多く見ましたが、これからは時代の流れも変わるかもしれません。
無理と言われ続けた二刀流で大谷翔平は野球に新しい歴史を作ったのです。
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