かつて本塁打を20本以上放った投手がいるでしょうか?通算記録ではありません。1シーズンの間に放った記録です。
大谷翔平は打撃が良い投手という枠をはるかに超えています。打者としても投手としてもどれだけの成績を残すことができるのか?
という点に非常に注目が集まり、たらればではなく投手も打者もどちらも継続してプレーをして結果を残しています。
大谷翔平の実力はNPBに留まらずメジャークラスと言っても過言ではありません。
メジャーに移籍をする日は遠くないと思いますが、大谷翔平がその実力を最も発揮することはできるのは球団はどこでしょうか?
やはりメジャーに挑戦する上で大谷翔平の話題で浮上してくるのは投手として挑戦するのか?それとも野手で挑戦するのか?という話題です。
しかし、大谷翔平をどちらかに専念させるのが得策とは思えないほどの活躍をしています。すでにメジャーリーグの関係者も二刀流という存在に強い興味を示している程です。
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二刀流を認めてくれる球団
なので、大谷翔平が最も実力を発揮できるのは二刀流での起用を容認してくれる球団ではないかと考えています。
もちろんメジャーリーグの通例や暗黙の了解など様々な事情があるため簡単なことではないかもしれません。
しかし、その暗黙の了解などを超えてしまうかもしれないと感じさせるのが大谷翔平です。
現時点ではヒューストン・アストロズのスカウトが大谷翔平に対して、「打者として使わない手はない」と評価しているシーンがありました。
少なくとも打者としての起用を前向きに考えているのではないかと思います。アストロズと言えば松井稼頭央選手が在籍していたこともあり、比較的日本人に対しても馴染みがある球団だと言えます。
スカウトが打者としても高く評価をしている以上、首脳陣も打者としても投手としても実力を確かめながら起用をしていくという可能性は非常に高いです。
スカウトは選手の能力を見極めながらも適切な起用法も伝えるので、スカウトが野手としても高い評価をしているというのは非常に大きいと思います。
アストロズが大谷翔平を野手としても高い評価をしていますが、もう一球団大谷翔平を二刀流で起用する可能性があるのではないか?と考えている球団があります。
アスレチックスでは活躍しやすい
それはオークランド・アスレチックスです。ご存知の方も多いと思いますがこの球団には「マネーボール」と言う今では選手を評価する上で当たり前になったセイバーメトリクスのビリー・ビーンが在籍しています。
セイバーメトリクスとは主観を排除して数値で選手の能力を評価し、コストパフォーマンスや適正な実力を評価するものです。
このセイバーメトリクスの指標の中に「WAR」というものがあります。
このWARとは算出する方法が複数存在する指標ではありますが「そのポジションの代替可能選手と比較してどれだけ勝利に貢献したか?」というのを評価している指標です。
この指標は0であれば他の選手でも代替可能と評価され、高ければ高いほどその選手の価値が高いということになります。
大谷翔平は投手としても野手としても出場しているということもありますが、なんと9月の上旬の段階で、トリプルスリーを視野に入れている山田哲人選手やショートとして初の首位打者を狙う坂本勇人選手を超えるほどの数値を計測していたのです。
なんと史上初という冠がほぼ手中に入っている選手以上の数値を叩きだしていたのです。
2人ともセイバーメトリクスの各種指標で例年高い数値を記録しているため、この二人以上の価値があると評価される大谷翔平はとてつもない選手です。
セイバーメトリクスを重視する球団であればどこでも手を挙げたくなる存在なのです。大谷翔平が実力を発揮できる球団は、やはり二刀流での起用を容認する球団だと思います。
もちろんメジャーリーグの過酷な環境で実現することは容易ではありません。もしかすると二刀流で挑戦した上で野手か投手どちからに絞るという可能性は考えられます。
可能であれば大谷翔平が一番実力を発揮できる二刀流を容認する球団に大谷翔平には移籍をしてほしいと思います。
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