大谷翔平が萩野公介と行った対談の内容とは?

2015年1月、世代を牽引する2人のアスリートが成人式を迎え、新成人として新たなスタートを切りました。1人はプロ野球の世界を投手と野手の二刀流で戦う大谷翔平。

もう1人はリオ五輪の競泳個人メドレーで金メダルを獲得し、バタフライや背泳ぎなど複数の種目でメダルを獲得したマルチスイマー萩野公介です。

 

この2人のアスリートの対談が以前実現したことがありました。世代のトップを走るアスリートの2人は心中を語り、お互いの本音をぶつけあいました。

この二人の対談は最初はぎこちなくもありましたが、同世代ということですぐに和やかな空気になり対談が進行していきました。

 

一流アスリートの幼少期の意外な姿をお互いに確認し合いました。大谷翔平は幼少期にスイミングを行っていた経験と、萩野公介はピアノに勤しんでいた幼少期の姿を見せていました。

二人の幼少期から二刀流

そして、この後に大谷翔平と萩野公介ならではと言える「二刀流」に対談のテーマは移り変わりました。

マルチスイマーである萩野公介から大谷翔平に対して「どんな気持ちで二刀流にい挑戦しているのか?」ということを聞いてみたかったようです。

 

これに対して大谷翔平は「複数やることはおもしろい」と心境を語りました。投手としても野手としても成長できることに楽しみを感じているという回答でした。

他にも例え投手か野手どちらかの調子が悪くても、どちらかのプレーで気持ちを切り替えることができるとも語っていました。

 

二つの道に挑戦することにプレッシャーを感じることなく楽しんでプレーをしているのです。

萩野公介も複数の種目に挑戦するマルチスイマーとして「それぞれの種目にスペシャリストがいるが、その種目のスペシャリスト達にそれぞれの種目で挑戦できるのは楽しい」と語っていました。

 

この2人の複数のことに挑戦することを「楽しむ」ということを大谷翔平と萩野公介は、共通の想いとして持っていることが分かりました。

プレッシャーを感じるのではなく自分自身の活力にして活躍することができるのがこの2人を世代トップのアスリート足らしめる理由だと感じます。

大谷翔平と萩野公介の挫折

そして、「挫折」というテーマでも2人は語り合いました。

萩野公介がロンドン五輪でメダルを獲得する前年に自身がイメージするような泳ぎができずにどん底まで沈んだ経験があるということを暴露しました。

 

しかし、この苦しい経験を乗り越えて自分自身が満足できる泳ぎが出来る事の幸せに気付いたというこtもあったようです。苦しい経験も自分自身のバネに変えるメンタルの強さを見せました。

大谷翔平と言えばだれもが気になるのはこのテーマかもしれません。それは「アメリカへの憧れ」です。

 

2015年1月の時点での対談でしたが、やはり最終的な到達点としてメジャーへの挑戦を考えているということを語っていました。

行くだけでなく「その舞台で活躍できるレベルの選手」になりたいと言う大谷翔平らしい目標を語りました。この対談で世代のトップを走るアスリート2人の共通点が見えたように思います。

 

どんなに高い壁への挑戦であってもプレッシャーを感じることなく楽しむことができる挑戦心。挫折を経験しても折れることのない強靭なメンタルが2人に共通している部分だと思います。

東京オリンピックで共演?

今後も世代を牽引するアスリートとして今後も活躍をしていくことを確信することのできる対談です。

この対談ですが、最後はオリンピックへの想いを語り、日本での開催が決まっていた東京オリンピックへの出場を誓い合いました。

 

この時点ではオリンピックの種目から野球が廃止されていましたが、先日野球の復活が決定しました。この対談の時点ではこの2人のオリンピックでの共演は不透明なものでした。

しかし、そのことで大谷翔平、萩野公介の2人が代表に選出されれば共演が実現する可能性が急浮上しました。

 

対談の時点では出場を誓い合うことはできませんでしたが、現在は共演の舞台が整いました。

お互いの本音をぶつけあった対談でしたが、オリンピックで共演する姿にも今後期待が集まります。その舞台の東京オリンピックまであと4年。二人はどんな成長を遂げるのでしょうか。