このページは、大谷翔平がWBCを辞退したことで海外の反応がどうだったのかについてお伝えしています。
日本代表にとって、2017年のWBC大会の開幕を楽しみにしていた海外の野球ファンにとって、非常に残念なニュースだったのが大谷翔平の参加辞退です。
日本代表にとっては、3月7日の初戦の大一番、キューバ戦の先発投手として、さらには、WBC全体を通した投手陣の絶対的な柱として期待をしていた大谷翔平の欠場は大きな打撃となりました。
また、この辞退騒動のうらには、北海道日本ハムファイターズと日本野球機構との連絡のずれなども指摘されています。
日本にとっては大谷翔平の欠場というほかにも手際の悪さが表面化してしまったようにみられてしまっています。
大谷翔平が今回辞退する原因となった怪我をしたのは2016年の日本シリーズといわれています。シリーズで打者として出場した際に、一塁への駆け込みの際足をひねったとされています。
そして、その怪我が完治しないうちに、11月に行われた強化試合において再び悪化させたということでした。
投手として期待している球団においては、大谷翔平の二刀流にかかる怪我のリスクがクローズアップされてしまった出来事であるといえます。
しかし、今回の大谷の怪我は骨棘の炎症です。骨棘はひとによりあるものであって、これを除去するには手術しかありません。
大谷翔平の怪我を二刀流によるもの指摘するひとは多くいるものの、その本質をよく見る必要があると思われます。
目次
大谷翔平のWBC参加辞退に海外の反応
さて、この大谷翔平の辞退騒動において、海外はどのような反応なのでしょうか。一番大きな反応としては、やはり大谷本人が欠場するということに対する反応です。
大谷翔平は早ければ2017年オフにもポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦が有力視されていました。
当然メジャーリーグ30球団は大谷の力量を間近で見られる絶好の機会であるWBCを非常に楽しみにしていたはずです。
しかし、結果的に怪我による欠場が確定したため、「MLBのスカウトたちをがっかりさせるのは間違いない」という意見が多数でています。
また、「WBCにおいて客を呼べる選手のなかの一人がけつじょうすることになった」という、無念さがあふれ出るコメントが、アメリカの新聞・テレビなどのメディアを中心に盛んに叫ばれています。
韓国でも残念がる声が多数
同様の反応は日本のライバル・韓国にも広がっています。韓国は世界ランキング3位に位置し、日本とは2次ラウンドで対戦する可能性があるライバルチームの一つです。
過去には第2回大会での決勝戦での死闘をはじめ、国際大会で幾度となく日本を苦しめた相手です。
大谷翔平の欠場は一野球ファンとして非常に残念であるというコメントが韓国国内でも多く見て取れます。
そのなかには「代打でも韓国選手より打つのでは」といった、投手だけではなく打者として高い評価を表すコメントや、「韓国にとってはうれしい知らせだが、大谷の投球をみたかった」という残念がるコメント。
さらには、「調整を1か月はやめなければならないWBCの開催時期を再検討すべき」といった、WBCの根幹にかかわるようなコメントも国内では出ているようです。
いずれにしても、大谷翔平は二刀流として世界的に有名になった選手であるからこそ、2017年3月開催のWBCを欠場は驚きをもって報道され、落胆の声が大きいのは事実です。
しかし、まだ22歳というあふれる才能を持った大谷翔平がこの大会で無理をすることで、選手生命にかかわるような大けがをすることがあっては、なりません。
それこそ、日本のみならず世界の野球界にとってもおおきな損失となることは間違いありません。
日本代表の参加を最優先に考えていた大谷本人もかなり大きなショックを受けているようではありますが、しっかりと怪我を治して2017年シーズンを素晴らしいものにしてほしいと思います。
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