今回は、エンゼルスで活躍する大谷翔平にたいするメジャーでの本当の評価をお伝えします。大谷翔平はプロ入りから毎年のようにプロ野球界を騒がせてきています。
大谷は、高校生にして160km/hを計測し、日本のプロ野球で2刀流。そして、メジャーでも2刀流をやってのけ、そしてメジャーリーグで本塁打王をトップで独走しています。
投げるストレートは日本最速の165km/hを計測。ホームランは、日本人最高記録の松井秀喜さんの31本の記録を抜き、46本放ちました。投打でオールスターにも選出されました。
その大きなホームランと、誰もが羨む天性の野球の才能は世界中から注目を集めています。メジャーリーグでは、日本人史上過去最高の選手と言う高い評価を得ています。
こんな報道が連日なされています。
目次
ネクストダルビッシュ
日本にいる頃の大谷は、メジャーのスカウト(サンフランシスコ・ジャイアンツ)このように評価されていました。
「ネクスト・ダルビッシュになる。現在は投手の方が技術的に優れているようだが、打者としても無視できないほど素晴らしい素質を持っている」
チームの先輩でもあり、メジャーでサイヤング賞の候補にあがるほどのダルビッシュのようになれると評価をしていました。
投手としての能力だけでなく、打者としても高い能力を持っていることはメジャー関係者からも認められているようでした。
そして、二刀流に挑戦をしながら投手としても野手としても結果を残し続ける大谷翔平をパドレスのスカウトはこのように評価していました。
「実際に会って体のサイズに驚いた。足腰も見事でプロ4年目とは思えない。一人でダルビッシュとマツイを務める選手だ」
打つ方ではマツイ
体格も似ているダルビッシュと比較されることはやはり多いようですが、メジャーでも4番を打つ程の実力を持っている。
ワールドシリーズでMVPを獲得したことがあるほどのスラッガーも比較の対象に上がってきていました。
すでにメジャーの関係者の間でも打者・投手に専念をさせるべき選手ではなく、二刀流の選手として評価をされているようです。
日本では二刀流反対の声はあまり聞こえなくなりました。それは、海を越えた先にあるメジャーリーグでもそういった意見がなくなる程に高く評価をされています。
そして、現役メジャーリーガーで、ヤンキースに所属するテシェーラ選手は大谷翔平の評価をこのように語っていました。
「投げて打つというのは野球少年なら誰でも夢見るけど、現代野球はベーブ・ルースの時代と違って細分化されているから投手と打者を兼ねるのは難しい。実にエキサイティングだ」
現代野球は分業制が完全に確立されており、投手でも先発、中継ぎ、抑えと役割が分かれています。そんな中でも野手としても出場を続ける大谷翔平を「エキサイティング」と評価をしているのです。
現役メジャーリーガーの目から見ても、二刀流というスタイルがどれだけ困難であり、それを実現し続けていることが驚異的なことであるとインパクトを与えているようです。
現在(2021)の評価
特に大谷翔平に対して好意的な評価を集めた訳ではありませんが、大谷翔平のメジャーでの評価は一言で言えば冒頭でお伝えした通り「大絶賛」という状態です。
ただ、チームの成績があまりよくないこともありこんなことも言われています。
●投手層も薄くオオタニに負担がかかりすぎ
●ケガがなければいいが・・・
そして、辛口でおなじみのヤンキースファンの間ではこんなことも言われています。
●ヤンキースはもっと年俸をだす
●NYに来ていれば全米のスターになっている
実際、現地アメリカでは大谷翔平の存在はMLBファンの間では周知の事実ですが、日本ほど一般人に広がっていないのも事実としてあります。
それは、エンゼルスというチームの順位や立ち位置などが影響しています。エンゼルスが優勝もしくはワールドシリーズに出る事ができれば大谷自身、今以上の知名度も獲得できるでしょう。
エンゼルスは、MLB30球団中5位の資金力を誇りますが投手陣(特に中継ぎ)が壊滅状態です。そんなか大谷翔平は、孤軍奮闘しエンゼルスの救世主となっています。
日本にいたころの大谷翔平選手は、投手での活躍がクローズアップされることが多かったです。しかし、現在は打者としてアジア人初のメジャーリーグでのホームラン王が(打点も)狙えます。
米スポーツ「ESPN」で7月13日(同14日)のオールスターの出場選手が発表され、ア・リーグ指名打者のファン投票で初選出された大谷翔平は、ア・リーグ先発投手の選手間投票5位で選出されます。
オールスター戦で史上初の二刀流として選出されており、今後も目が離せない大谷翔平。オールスターでの活躍がさらなる知名度アップにつながるでしょう。
連日マンガのような活躍をみせてくれる大谷翔平は、今後アメリカの一般人までも知れ渡る存在になるのか。その活躍に注目です。
●毎試合ホームランを見ている。
●もはや驚かない。
●唯一無二の存在
●もはやレジェンド