大谷翔平は英語で説明すべきが真意である理由

今回はESPNのアナリストであるスティーブン・A・スミスが発した「大谷翔平は通訳を介さず英語で説明すべき」という趣旨のコメントがアメリカでは大炎上しています。

最終的にスティーブン・A・スミスは謝罪したことについての話題をお伝えしていきたいと思います。

 

大谷翔平は、今やメジャーリーグでもトップクラスの注目選手となり、連日のホームラン連発に日米の野球ファンが注目しています。

日本では、野球ファンどころか国民全体の注目を集めています。注目されればされるほど逆に粗探しや批判的なコメント、マイナスイメージを持たせる記事も多く見られるようになりました。

アメリカで大炎上の理由

スティーブン・A・スミスのこの発言は不適切ではありますが、この記者が言っていることも間違いではないでしょう。

大谷翔平は、現在メジャーで4年目のシーズンを迎えていますが渡米してからずっと水原専属通訳とともに行動しておりインタビュー、記者会見などは常に通訳付きでの対応となっています。

 

これに対して今回の炎上騒動が巻き起こりました。今回、なぜこの騒動が日本では大きく取り上げられていないのにアメリカでは炎上する事態になったのか。

それは国の文化、民族、宗教、人種に関わる問題の捉え方の差ではないでしょうか。アメリカではこのようなセンシティブな内容はなるべく話題にしないのがセオリーです。

 

多くの人種が混在しているアメリカでは文化、人種、価値観の違いによる衝突は度々問題になってきました。

特に、人種差別やコロナ禍でのアジア人差別が欧米を中心に巻き起こっている現状でわざわざ大谷の英語問題に口出ししてきたアナリストの発言は軽率だったと言えるでしょう。

 

結論から言えば通訳を介して話そうが自分の英語で説明しようがそれは本人が決めることで、周りが口出しすることではないでしょう。

異国の地で活躍しているスポーツ選手に通訳が付くのは当たり前のことです。最低限の試合中のコミュニケーションで使う言葉くらいは大谷も理解しているでしょう。

 

また、公の場で記者相手に話をする場合に英語でなければいけない理由はありません。これが正論と言えるでしょう。

過去にはメジャーの殿堂入り式典で英語を話さなかったドミニカ共和国出身の方がいました。

 

今年のオールスターでMVPを受賞し、リーグのホームランランキングでは大谷翔平に次ぐ2位につけているゲレーロJrのお父さんです。

ゲレーロJrの父であるブラディミール・シニアは殿堂入りするほどの偉大な選手でしたが公の場で英語を話すことはほとんどありませんでした。

 

イチローも殿堂入り式典のスピーチは、英語ではなく日本語で行いました。

スミスの言いたかったこと

異国の地でプレーする以上は最低限、その国の生活様式や文化に合わせた行動が必要だという趣旨の発言を今回のアナリストはしたかったのでしょう。

 

国際化、グローバル化が進んでいる世界で共通言語と言われている英語についての騒動はこの発言をしたアナリストも間違ってはいないはずです。

しかし、昨今のご時世を考えると時期が悪かったと言えそうです。

 

では、大谷翔平は実際にチームメイトとはどういう関係でどう思われているかについてです。

チームメイトで現役最強打者と言われているマイク・トラウトは大谷翔平の英語力について「会話力も上がっておりみんなが思っているより流暢に英語を話す」と伝えています。

 

大谷翔平の英語能力は、チームメイトからの発言を見る限り大谷翔平も水原通訳も他の選手とのコミュニケーションは良好だと伺えます。

今回の一件に関しては、公の場での受け答えについての騒動でした。

 

向上心を持って野球に取り組む大谷翔平にとっては英会話の勉強もメジャーリーグで長く活躍するために必要不可欠だということは理解しているでしょう。

異国の地で現地の生活、言葉に適応するのも一流選手の仕事だという考え方にも一理あるのは事実であり、今回の騒動は国によって捉え方や考え方が分かれる問題となりました。



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