現在、エンゼルスで大活躍の大谷翔平。2017年のオフにポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指し、最終的には7球団が大谷獲得のために交渉していたと言われています。
しかし、交渉は早期に締結し大谷翔平のエンゼルス入団が決まりました。契約時に、一番問題となるのは金銭面です。
年俸、契約金、ボーナスなど待遇面で折り合いをつけるため交渉が長引くこともありますが、大谷翔平の場合は、スムーズに契約がまとまりましたた。
彼は、金銭的な要求はほとんどなく彼の要求は『二刀流』であったからです。
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高校時代は多くいる2刀流
大谷翔平.は、打者と投手の両方での試合出場を希望していました。高校までの野球であればエースで4番などはよくあることです。
投打に活躍しプロ入りした後に投手、野手を選択します。古くは、江川卓や桑田真澄。イチローに松坂大輔などバッティングが良かったピッチャーは枚挙にいとまがありません。
最近では、前田健太(PL学園)は高校時代はエースで4番、中田翔(大阪桐蔭)も投手としてもプロから注目されていたなど高校時代にエースで4番は珍しくありません。
メジャーでも二刀流はほとんど前例がなく、ベーブルースは二刀流として投手で通算94勝、野手で安打2874本、本塁打714本と異次元の成績を残してはいるが約100年前の話です。
そういう中で各球団との交渉で難航すると言われていたのが二刀流での試合出場を約束することでした。しかし、結果的にはあっさりと大谷翔平のエンゼルス入団が決まりました。
では、なぜ彼はエンゼルスに入団することにしたのかここからはあくまで私の推測となりますが大きな理由は4つではないでしょうか。
①二刀流を承諾してくれる
②野手として先発
③先発で登板できる
④育成環境
この4つが大きな要因ではないかと私は考えています。
2刀流を承諾
2刀流の承諾については、日本プロ野球時代からずっと二刀流にこだわりを持っており、この条件を承諾してくれるチーム以外は大谷の視野にはなかっただろう。
また、チームによっては先発で登板は許可するが、野手としての出場は代打でという提案も他のチームからあったという話です。
メジャーは中4日で、100球を目処に先発ピッチャーはローテーションを回していきます。
そのため、規則正しく登板するためにも登板日以外に野手としてフル出場して、疲労の蓄積することを嫌っての提案だったのだと思います
しかし、大谷翔平はあくまで野手としての先発。投手としての先発の両方を実現したかったのだと思います。
また、中継ぎや抑えでの投手としての起用を提案してくるチームもあります。野手として先発出場し、試合終盤になると1イニングだけ登板という流れです。
打者としてほしいチームは、このプランも十分にあり得ます。実際に、今の大谷翔平の活躍を考えると現実的と言えなくないと思います。
最後に育成環境についてです。チーム状況や狙うタイトルによって異なります。日本でも巨人など毎年優勝が求められるチームは、育成などしている余裕はありません。
勝ちながら育て育たなければ買う。逆にソフトバンクは、3軍まで育成環境に定評がありドラフトで即戦力候補が入団しても1年目から1軍で試合に出ることは珍しい。
しっかり育成し、数年後に花開いてもらうという育成プランがあります(巨人を批判しているわけではありません)。
大谷翔平獲得候補だったチームの一つに、人気球団のニューヨーク・ヤンキースがあったそうです。
大谷は興味を示さず、あくまで自分をしっかり育ててくれる環境に身を置きたかったこともエンゼルスを選んだ大きな要因の1つでは無いだろうか。
そして何より大谷は『多くの球団が興味を示してくれれば、断る球団の数も多くなってしまい申し訳ない』とも発言しています。
そのため、これまで述べた理由4つ以外にも彼の人間性がエンゼルスへの入団の早期決定につながったのでは無いかと私は思います。
現在入団4シーズン目を迎えており、投手成績9勝2敗。打撃成績は打率こそ低いですが本塁打46本、打点100の成績を残しました。
まだ、メジャー4年目です。これからも長くメジャーで活躍していく上で、1番最初にエンゼルスを選択したことに間違いはなかったと思います。
エンゼルとしても、日本で注目されていたスター選手を獲得できたことは、日本のファン獲得の面でも良かったのではないでしょうか。
そして、大谷翔平はエンゼルスで活躍してさらにステップして人気球団に移籍することになるのではないでしょうか。
その一番の候補がニューヨーク・ヤンキースであると思っています。そうすれば、野球ファン以外のファンまでもが大谷翔平の活躍を知ることになるでしょう。
そのためには、大谷翔平は数年間の活躍を継続することが必要になります。今後もエンゼルスでのピッチング、バッティングの活躍に注目です。
大谷選手の活躍は、今年のメジャーリーグのスターでしたね 勿論エンゼルスに入団した事は 球団にとっても 今年は最高の年だったと思います 一平さんもエンゼルスの一員です! 今年もエンゼルスの年にしてくださいね