日本での衝撃的なデビューを飾るまで、大谷翔平の二刀流挑戦には懐疑的な意見が溢れていました。「通用しない」や「どちらかに専念すべきだ」と言った意見が溢れかえっていました。
しかし、現在も大谷翔平は二刀流でのプレーを続けています。現在は挑戦ではなく、二刀流でプレーをしている選手と言えます。
大谷翔平はプロ入り前からメジャー志望を口にしていました。恐らくメジャーへ挑戦する日もそう遠い未来ではないと思います。
日本では「無理」と言われ続けた二刀流で戦うことを実現させましたが、メジャーの舞台でも二刀流をすることは可能なのでしょうか?それとも無理なのでしょうか?
目次
日本とメジャーリーグの違い
日本のプロ野球とメジャーリーグの違いが壁になってくると思います。まずは先発投手として挑戦する場合は中4日~中5日の間隔で登板することになると思います。
現在の大谷翔平は2016年こそ中6日のペースを守っていますが、それまでは疲労の関係等もあり中7日やそれ以上に登板間隔が空いてしまうケースが多くありました。
まず一つ目も壁として登板間隔の違いがあります。二刀流を前提としてとなると起用法法は変わってくるかもしれませんが、メジャーでベンチ入りできる選手は日本のプロ野球よりも少ない。
ローテーションの感覚を短くするという起用になることは濃厚です。そして、試合数も162試合あるのでかなり体力的に辛いと言われています。
さらにアメリカの広大な大地で行われているので、十時間かけて飛行機で移動することも珍しくはありません。
シーズン中はアメリカ中を転々とすることになるので、この過密な日程をこなす中で投手としても野手としても一定のパフォーマンスを保つことができるのか?という点も壁になります。
メジャーでの大谷翔平の評価
メジャーリーグの環境を考えると大谷翔平が二刀流をメジャーでも続けるのは無理と言えるかもしれません。しかし、メジャーリーグ側は二刀流に対してどのように評価を下しているのでしょうか?
かつて、2007年に日本ハムファイターズでプレーした経験があり、現在はパドレスの監督を務めているA・グリーン監督は大谷翔平の姿を見てこんな発言をしたそうです。
「大谷はラインアップを充実させる打撃力がある。二刀流をやりたいと望めばやらせてみたい。打撃練習を見たが、あなパワーは印象的だった」と語っていたそうです。
そして、現在ドジャースの監督を務める、D・ロバーツ監督はこう語ったそうです。「何度も彼のビデオを見た。難しいチャレンジだがやれると思う。本当に特別な選手だ」と発言していたそうです。
様々な関係者の発言を見ると、大谷翔平の二刀流を歓迎する声も多くあります。
リップサービスかもしれませんが、それだけ大谷翔平のプレーに魅力が溢れており、二刀流でメジャーの舞台にたつことができるかもしれないと感じさせているそうです。
リリーフで大谷翔平を起用
他にも大谷翔平を二刀流で起用するプランとして、投手としての起用はリリーフの場面で起用するというようなプランを考えているチームもあるようです。
そうなると、メジャーでの過酷なローテーションの心配と言うのはなくなります。リリーフ投手としても大谷翔平の球速があればかなりの活躍ができると思いますので、いいプランだと思います。
メジャーの環境で二刀流を敢行するのは相当難しい感じてしまうと多くの人が思うでしょう。
しかし、意外にもメジャーリーグからは無理と言った意見ではなく、挑戦させたいと言ったような歓迎的な意見が多いのです。二刀流でメジャーに挑戦するのは無理ではないのかも知れません。
もちろん、メジャーでも二刀流で活躍をする姿を見ることができるのがベストだと思います。ただ、二刀流で戦いを続ける以上は怪我のリスクが他の選手よりもどうしても高くなってしまいます。
もし、メジャーでも二刀流に挑戦する権利があるのであれば、身体のコンディションをだけは今以上に気をつけてほしいと思います。そうしないと、体を壊して潰れてしまう可能性もあるのです。
コメントを残す