大谷翔平は俊足なの?盗塁王がとれるぐらい速いって本当?

大谷翔平について聞かれると多くの野球ファンからは「二刀流」や「163km/h」と言ったイメージが語られる場面が多いと思います。

もちろん大谷翔平のイメージや代名詞と言える部分なので至極当然ではありますが、大谷翔平には他にも大きな武器があることが注目され始めています。

 

意外に思う方もいるかもしれませんが「俊足」という武器です。身体中がバネと言っても過言ではない大谷翔平ですが、2016年の大谷翔平は盗塁を7回も成功させています。

投手のモーションを盗むなども盗塁には重要な要素ですが、もちろんのこと単純な走力の高さも盗塁成功には不可欠です。

 

二刀流で出場する中これだけの回数盗塁を成功させるということが大谷翔平の走力の高さを物語っています。他にも大谷翔平の俊足を物語るエピソードがあります。

ある企画で俊足自慢の打者が一塁に到達するまでどのくらいのタイムなのかを計測する企画があったのですが、この企画でも大谷翔平の俊足ぶりが証明される結果となりました。

トリプルスリーも狙える俊足

なんと、大谷翔平の一塁到達タイムは驚異の3秒8を計測したのです。

これがどれほどのタイムかというと、同じチームに所属する韋駄天打者の西川選手さえも3秒81、ショートのレギュラーである中島卓也選手が3秒98です。

 

普段俊足で相手をかき回す打者達と同等かそれ以上のスピードで一塁まで到達するほどの俊足なのです。

もちろん左打者なのでその分一塁到達までは有利でありますが、同じ左打者の西川選手や中島選手と同等のスピードというのは驚異的です。

 

ちなみにこの企画でトップのタイムを計測したのがロッテの岡田選手の3秒77が最速だったのですが、大谷翔平のタイムはほとんど変わりません。

脚力に関しても大谷翔平はリーグ屈指の実力を持っているということなので驚異的です。

 

単純な脚力が高いことがわかりますが、大谷翔平のスピードの秘密になっていると言えるのは、身長193センチの身体から生み出される大きなストライドだとも言えます。

長い手足を存分に活かしたプレーが出来ていることがよく分かります。大谷翔平の抜群の身体能力は投打だけではなく、走塁にも存分に活かされているのです。

 

ここまでの俊足を誇る大谷翔平ですが、出場機会が増えれば盗塁王というのも視野に入るほどの能力を持っています。もちろんスライディングの際に野手と激突してしまうことがあります。

なので、怪我のリスクも付きまとうので積極的には行わないかもしれませんが、可能性を感じさせるだけの能力を持っています。

 

盗塁はトップスピードにどれだけ早く乗れるか?という所とスライディングでいかに減速しないか?という点も成功には大きな比重を持ちます。

大谷翔平は一歩で進む距離が他の選手よりも長いため、トップスピードに乗り切らなくても進む距離を多く稼ぐことができ、スライディングも他の選手よりも距離が期待できます。

大谷翔平は三刀流

そのため、盗塁の成功率もかなりの数字を期待できそうです。

ここまでの能力の高さを見ると、もし大谷翔平が野手に専念した場合はトリプルスリーが期待できるのではないか?と言うことを現実的に考えることができます。

 

本塁打と打率は問題なくクリアできそうですが、盗塁についても山田選手のように30盗塁どころか盗塁王を獲得してトリプルスリーを達成する可能性もあります。

以前、大谷翔平は野手に専念すべきだという声が多くありました。その方々の意見も一理あるものであったと感じます。

 

もちろん二刀流であることが大谷翔平の価値をさらに高めているというのはありますが、野手としてもトリプルスリー級の選手であるという点は非常に魅力的です。

大谷翔平の走力は非常に高いです。二刀流という表現は正しくないかもしれません。もしかすると三刀流というのが今後の大谷翔平の二つ名になるかもしれません。