大谷翔平のフォームはダルビッシュ有に似てる?

大谷翔平は日本ハムファイターズで背番号11を背負っていました。大谷翔平の前に背番号11を背負っていたのは、ダルビッシュ有です。

日本球界で5年連続防御率一点台を記録し、メジャーリーグでも奪三振王のタイトルを獲得した経験がある「世界のエース」です。

 

ダルビッシュ有がメジャーへ移籍した直後に大谷翔平へ背番号11を渡した日本ハムファイターズの大谷翔平への期待値の大きさが伺えました。

ダルビッシュ有も自分が背負っていた背番号の後継者である大谷翔平を可愛がっており、肉体改造を勧めたりと交流があるようです。

 

大谷翔平もダルビッシュ有を意識している部分があるようです。2013年オフに現在ソフトバンクホークスの監督を務める工藤公康と田中将大投手とダルビッシュ有の三名での対談が行われました。

その時に話題になったのが、大谷翔平のフォームはダルビッシュ有のフォームを参考にしているということでした。

大谷翔平はダルビッシュを参考にしている

写真で見ると一目瞭然ですが、下半身の使い方や体重移動の仕方が確かにそっくりです。ダルビッシュ有も大谷翔平も190cmを超える長身の投手という共通点があります。

ダルビッシュ有のスムーズな体重移動を実現している美しいフォームは大谷翔平にとっても非常に参考になるものだと思いますので、参考にするのは当然と言えます。

 

テークバックの仕方とボールをリリースする瞬間は本当にそっくりです。高身長に抜群のスタイルと共通点が何かと多いのがこの二人です。

長い手足を存分に活かして剛球を投じる姿は惚れ惚れするほどです。素人目に見ても大谷翔平とダルビッシュ有のフォームは似ていることが良く分かります。

 

それは、大谷翔平がエンゼルスに移籍してからも同様です。

アメリカでも二人が似てると話題に

そのため、アメリカの野球ファンの間でもダルビッシュ有と大谷翔平の投球フォームが似ているということが度々話題になっています。

アメリカのファンも「ダルビッシュみたいに投げているな」ということを言っているのです。

 

高身長と抜群のスタイルが似ているだけでなく、ややスリークォーター気味のフォームも二人は類似しています。

そういった点もあり、大谷翔平はダルビッシュ有に似ていると話題になっています。

 

フォームについては万人共通のフォームはなく、選手それぞれにあったフォームがあると言われていますが、大谷翔平にはダルビッシュ有のようなフォームが適していたようです。

体格が似ているというのはありますが、肩の可動域や股関節の柔軟性は選手それぞれのものになりますので、なかなか選手の真似だけではピッタリのフォームを見つけるのは難しいです。

 

大谷翔平の凄さはあくまで参考に留めて劣化コピーにはならなかったところです。投球フォームを真似するということは、投手にとっては実はものすごく大変なことです。

大谷翔平は自分のフォームを作りあげてる

腕の使い方や体重移動などの細かな部分を再現するには相当の運動神経と、イメージを具現化するだけの柔軟な身体が必要になります。

それを実現し、物真似だけでなく大谷翔平のフォームとして自分に合った形のフォームへと作り上げたのです。ですが、やはり二人のフォームは似ています。

 

ダルビッシュ有の方が投手としては世界的に評価が高いです。現在、大谷翔平はメジャーで活躍をしていますが、それはバッター中心としての活躍です。

なので、アメリカでは投手としてはダルビッシュ有に似ている投球フォームという意見が大半を占めているのです。

 

スタイルが似ているので無理はないと思いますが、大谷翔平がメジャーに投手として結果を残せば、ピッチャー「大谷翔平」というピッチャーとしての認識がより強くなると思います。

ダルビッシュ有に投球フォームが似ているというところから、打撃だけでなく投手としても「大谷翔平」が超一流という話題に変わる日が来るかもしれません。

 

ダルビッシュ有に似ているという評価は名誉なものですが、いつかピッチャー大谷翔平としてダルビッシュを超えて活躍する姿が来ると思います。